飲食店という仕事 〜良い点〜
飲食業をやってきて数年間。
良かった点も当然あありました。
羅列してみます。
1・とにかく何でもやらなければいけないので、経験がついた。
ここは会社によると思いますが、
いわゆる他業種で分担されていそうな部分を、一人で行わなくてはいけません。
ですが、一人で行えなくも無いんですよね。
これは独立する人が多い理由の一つでもある「飲食業の経営はある程度適当でもなんとかなる」という点に起因してるかと思います。
問題は…自分も現場に立つ隙間を縫ってやらざるを得ないので、
- ・どのスキルも中途半端な成長
- ・プライベートな時間を削らないと、そこまで仕事の手が回らなかった
ここは辛い所です。
「プライベートの時間まで削ってやらなくてもいいんじゃない?」
って思われそうですが、そうでなくてはどう頑張っても時間的リソースが足らず・・・うんぬん・・・
という話は、また別の機会に。これは自分が転職を本気で決心した理由の一つです。
2・適当に仕事をしていたとしても、まずクビにならない
ネガティブに見えますが、良い点だと思います。
常にこの業界は人不足なので、何も考えずに働くにはすごい適している業界ではあります。
給料は最底辺にはなりますが。
3・幅広い年齢の方と仕事をする経験を得られる
飲食業は労働集約型ですので、とにかく人の手数が必要な労働です。
料理担当やサービス担当と、それぞれの専門職もあり、年齢が高めの方もいらっしゃいます。
アルバイトも沢山抱える必要もあり、学生からフリーター、そして主婦さんなどと普通に生活していたら交われない人と仕事ができる。
(副産物として、学生さんと付き合う社員が多いのも一つです。これは…良点には入れませんが…)
4・とにかく食に詳しくなれる
とにかく「食」に詳しくなれます。
最近の流行りの店舗から、おいしい隠れ家的なお店まで。
個人的にも仕事として、飲食店のトレンドを常に探していたので、友人との食事場所には困りませんでした。
恐らく一生おいしいお見せを見つけることのできる能力は養われたと思います。
サラっと思いつく物を書き出してみました。
やっぱり1「全部やらなきゃいけない」が、かなり経験にはなりました。
中途半端で、どれも自己流…というのが懸念事項です。
書きながら思いついたんですが、
この「良かった点」出しは、転職活動に役に立ちそうな気がします。
「良かった点」=「自分の長所」
そう思えてきました。
思いつき次第追加していきたいと思います。